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中国留学体験記〜その4・中日サロン

現代社会学科 4年生 安慶名 渚

(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間、中国の蘇州科技学院に留学しました)

中日サロンの友人たちと一緒に。中央が安慶名さん

中日サロンの友人たちと一緒に。中央が安慶名さん

留学生活にも慣れてきた夏。知り合いの奥さんの紹介で近くに中日サロンがある事を知りました。普段の授業でも中国人学生と接する機会がなかったので、良い機会だと思い私たちも参加するようになりました!

このサロンは日本語を勉強する中国人と、中国語を勉強する日本人がお茶を飲みながら、交流するという場です。

中日サロンでのパーティ

中日サロンでのパーティ

週に一回、夜2時間くらいの活動。参加する人も学生から社会人まで年齢も様々だったので、このサロンに参加することで、様々な方面のことを聞いて知ることができました。大学生との交流では、学校のこと、週末のこと。社会人との交流では、会社のこと、上司のことなど。彼らと交流することで、新たな発見や、疑問に思ってたことの解決にもなりました。

また、自分たちが、感覚や無意識のうちに使い分けている日本語を、中国人に「どうして?」と質問されると、どう説明していいのか分からなくなったり。。。考えさせられました。

友人たち

友人たち

みんなで作ったメッセージカード

みんなで作ったメッセージカード

このサロンで出会った人たちは、私たちにとても親切にしてくれました。時間がある時に私たちを誘って、蘇州の庭園に連れて行ってくれたり、大学を案内してくれたり・・・彼らからたくさんの話が聞けたこと、交流ができたことで、私の留学生活も充実し、リアルな中国を知れた貴重な経験でした。サロンで出会った人たちみんなに感謝しています。

サロンで出会った人たちみんなに感謝しています

サロンで出会った人たちみんなに感謝しています

中国留学体験記〜その3・雲南省旅行〜

現代社会学科 3年生 安慶名 渚

(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間の予定で中国の蘇州科技学院に留学しています。)

8月14~25日までの10日間、雲南省にある昆明・麗江・大理・シャングリラへ旅行してきました。旅行会社のツアーに参加せずに自分たちで行き方、観光地などの計画を立てて出発しました。私と小野寺さん〔もう一人の派遣留学生〕の他に、「日中サロン」という中国人との交流の場で出会った16歳の中国人の女の子の3人で行きました。

麗江での安慶名さんと小野寺さん

麗江での安慶名さんと小野寺さん

上海から飛行機で約4時間かけて昆明に到着。着いたときの印象は私の想像とは異なり、とても発展している様子でした。交通も便利で、街には百貨店が多く、有名ブランドのお店が並んでいました。到着したのが夜だったため翌日から観光を始めました。

昆明から大理へ!バスで5時間の旅。昼間の「大理古城」・「洋人街」を散策。夜にまた同じ所に行くと、昼間とは雰囲気が全然違って、ライトアップされた古城がとてもキレイでした、洋人街は夜になるとBARが多く、ほとんどが欧米などの外国人で溢れていました。

「アル海」は、海とあるけれど湖のように静かで、空が青く、空気も気持ちよくて何枚も何枚もその景色の写真を撮ったのを覚えています。そこの風景を見ていると、沖縄を思い出し懐かしく思いました。昼は、アル海で取れた魚の鍋料理を食べました。また、大理博物館に行きました。そこでは大理の少数民族の衣装や特産物の藍染の展示、シルクロードの歴史などを見ることが出来ました。

大理から麗江へ!バスで4時間の旅。

麗江では、「茶馬古道」へ行きました。馬に乗って山の中を1時間かけて登っていきました。途中に草原があったり、滝があったり自然豊かなところです。

頂上に着くと、ナシ族の人たちが料理を振舞ってくれました。その人たちは私たち日本人にとても興味津々で、日本語を教えたり、ナシ族の言葉を教わったりして交流をしました。ナシ族の言葉は少し英語に似ていて、学校では英語の授業に力を入れているそうです。だから、出会った50代前後の人たちでさえある程度の英語は話せて発音もきれいでした。

日本は豊かで、教育の環境も良く、誰でも学校に通えます。けれども、私を含めて日常生活が送れるほどの英語力を身に付けている人が少ない気がします。とても考えさせられました。

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麗江からシャングリラへ!バスで4時間の旅。

シャングリラは、大理・麗江とはうって変わって、昔のままの風景がそのまま今に残っているという印象をうけました。古い街並みを歩いていると中心の広場で民族衣装を着たおばあちゃんたちが円を囲ってダンスをしていました。最初は見ているだけでしたが、私たちも一緒に参加して踊ってみました。だんだん恥ずかしさもどこかへ行き、楽しくて気づくと30分くらい踊っていました。日が暮れる頃まで歩いていると、偶然ブッタのお寺を発見しそこも覗いてみました。

翌日は、「雪山」へ行きました。頂上に着くと、少し歩くだけでも呼吸が苦しい。ゆっくり時間をかけてそこから見える絶景をたのしみました。残念ながら雪は無かったものの、壮大で迫力がありました。

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5日間の二人旅

最後の5日間は、中国人の女の子と別のルートを取ることになり、小野寺さんと2人で旅をしました。前半はとても時間に余裕が無かった分、それからはじっくり観光していきました。私たちは来た道を順に戻ることに決めました。最終の観光地は昆明!

昆明では、「石林」へ行きました。そこでは旅行で来ていた中国人の家族と仲良くなり、一緒に観光して回りました。彼らは、とても親切で、一つ一つ私たちに名前の由来などを説明して教えてくれました。旅先での出会いは本当にうれしい。これが旅の醍醐味だと感じました。

この旅行では楽しい経験、初めての体験、いい出会いも多くありましたが、苦い経験もしました。

最終のクンミンでは、ホテルを探すのにとても苦労しました。最初は部屋があると言っていたのに私たちが外国人だと知ると、態度が変わり、拒否されてしまい、何軒も何軒も断られてしまいました。留学している中で、「外国人だから・・・」という事が理由で何か不便な思いをしたことが無かったので、その時とてもショックで、悲しい気持ちになりました。

中国留学体験記〜その2・蘇州での経験あれこれ〜

現代社会学科 3年生 安慶名 渚

(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間の予定で中国の蘇州科技学院に留学しています。)

私が留学してから、もう3ヶ月が過ぎました。思い返すと、最初の頃は一日一日が長くて、1ヶ月がとても長い期間のように感じていました。しかし、1ヶ月が過ぎると驚く程の スピードで時間が過ぎていき、気がつけばもう3ヶ月・・・とても、あっという間でした。この間にも、さまざまな事を経験しました!今回はそれらを紹介したいと思います。

これまでに過ごした中国の祝日

  • チンミンジエ (4月5日): お墓の掃除をする習慣があります。
  • ラオトンジエ (5月1日): 日本のゴールデン・ウィークと同じ。
  • チンニエンジエ(5月4日): 青年の日。
  • ドウアンウージエ(旧暦5月5日): 中国のこどもの日。竜の形に飾った船を漕いだり、”ちまき”を食べる習慣があります。

中国大地震

5月12日に、中国・四川省でM7.8の地震が発生しました。その頃、私たちはちょうど、授業中でした。少しの揺れも感じなかった為、地震の事を知ったのは、母からのメールによってでした。地震の後、私たちの大学でもお金や衣類の回収が行われ、被災地に送られました。

ゴールデンウィーク

5月1日、私と小野寺さんの2人でガイドブック片手に初めて「上海」へ行ってきました。上海のシンボルである「東方明珠塔」に登ったり、上海の街を楽しみながら買い物したり、日帰りという事もあってバタバタしましたが、とても充実した1日になりました(^^)。
東方明珠塔 塔の上から見た上海

●その日の私たちのコース

  • 8時52分に蘇州駅から上海駅に出発<電車>
  • 人民広場
  • 南京東・西路
  • 外灘
  • 静安寺
  • 19時10分に上海駅から蘇州駅出発<電車>

蘇州の観光地

たまに、小野寺さんと蘇州にある庭園などの観光地に行ったりします。

●今まで行ったところ

  • 北西塔
  • 獅子林
  • 蘇州博物館
  • 天平山
  • 金鶏湖
北西塔

北西塔

☆北西塔:これは蘇州で一番古い歴史を持つそうです。8階最建ての塔で最上階からは市内が一望できます。また、ここには中国最大の漆彫刻があります(全長32メートル、高さ2メートル)。

☆獅子林:名前のとおり、園内の至るところに獅子の形をした石が並べられいます。また、庭園は石が積み上げられたようになっていて、迷路みたいでした。

☆天平山:蘇州にきて間もない頃、日本語専攻の学生たちが私たちを連れて行ってくれました。登ること1時間弱・・・、頂上から見る景色はとても美しかったです。

☆金鶏湖:ここには大きな噴水があり夜になると、音楽と噴水、炎で迫力のあるショーを見ることが出来ました。

噴水

噴水

夏休みの間に、中国国内を旅行したいと考えています。今度はそのことについて報告しますね♪

中国留学体験記〜その1・蘇州に到着〜

現代社会学科 3年生 安慶名 渚

(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間の予定で中国の蘇州科技学院に留学しています。)

中国でできた友人と一緒に。右が安慶名さん。

中国でできた友人と一緒に。右が安慶名さん。

安慶名 渚です。

こんにちは!
私が中国へ留学して2週間以上が経ちました。私がいる「蘇州」もやっと暖かくなってきましたよ。

日本から3月17日に蘇州に到着して、翌日からすぐに授業が始まりました。この2週間は授業選択の時期でほとんどの授業を体験しました。しかし、授業はほとんど中国語なので先生の言ってることがまだ分かりません。また、教科書も私にとっては大変難しいので、毎日毎日、家に帰ると次の授業の予習に追われています。しかし、やっと時間割も決まり、私たちのレベルにあった授業が受けられることになりました!〔同じく蘇州科技大学への派遣留学生である国文学科4回生の〕小野寺さんとお互いに高め合いながら今後も勉強をがんばっていきたいと思っています。

留学しているといろんな出会いがあります。私たちにも初めてお友達が出来ました!その子は学生食堂で働く22歳の女の子です。彼女は私たちが留学生だと知ると積極的に話かけてくれました。そして、彼女を通して食堂で働く人たちともすっかり仲良くなりました。まだ、話が聞き取れず会話するには辞書とメモ帳が必須ですが、今は毎日彼女らと接しながら私たちも簡単な日本語を教えたりして、とてもいい関係です。

仲間と一緒に

仲間と一緒に

また、日本語を専攻している学生たちと交流しました。彼らは日本語がとても上手で私たちと日本語で会話が成り立つので、とても驚かされました。近いうちに、みんなで山登りに行く予定です。

それから、中国の生活にもすっかり慣れてきました。初めて小野寺さんとバスに乗って買い物に挑戦しました!!中国の交通状況は日本とは違って交通規制がゆるいのか、バスに乗っていてもヒヤヒヤしました。私の初めての買い物は靴!値下げにも挑戦して大成功しました。なんと、80元→43元で買う事ができ、とても満足した買い物ができました。街はにぎやかで、今年が北京でオリンピックが行われるからか、至る所でオリンピックのマークやキャラクターを目にすることができます。

私の中国留学は、今は授業でも人との会話の中でも、相手の言ってることを十分には理解できず、言いたいこと・伝えたいことを上手く相手に表現することもまだできません。だから、とても悔しい気持ちになります。たくさんの不安もあるけれど、それ以上に、違う国に住み学ぶことで、毎日の見るもの・食べるもの・発見・驚き・出会い。日本では体験したことがないことばかりなので、とても面白く、毎日が新鮮です。

写真も2枚貼り付けておきますね☆では、また!(平成20年4月5日)

卒業生からの手紙〜ベトナムに滞在して〜

現代社会学科 平成18年度 卒業生 今泉 勉

日本・ベトナム人交流会 ハノイ大学にて 右端が今泉さん

日本・ベトナム人交流会 ハノイ大学にて 右端が今泉さん

奈良大学の皆さん、こんにちは。現在私はベトナムのハノイにあるハノイ大学でベトナム語を勉強しています。卒業後、平成19年夏にベトナムにやってきて半年以上になります。ハノイはベトナムの首都であり、ベトナムの北部に位置します。私がハノイへ来た当初はとても暑かったですが、1、2月になるとハノイは意外に冷え込みます。ハノイの冬は晴れる日が少なく毎日どんよりとした日が続き、霧雨がよく降ります。日本の冬と違って、湿度が非常に高いため蒸し寒い感じです。反対に夏は非常に暑く湿度が高いのが特徴です。中国に近いという地理的要因もあってか、ハノイには中国風の建造物がたくさんあります。

文廟 (撮影: 今泉)

文廟 (撮影: 今泉)

ハノイ大学は元々ハノイ外国語大学だったので、たくさんの外国語が学べる大学です。そこにベトナム語センターという所があり、そこでは外国人がそれぞれのニーズに合わせてベトナム語を基礎から学ぶことができます。私はベトナム語センターでベトナム語を勉強しています。週に5回勉強していますが、そのうち週に4回は1日3時間のプライベートレッスン、残りの1回は1日2時間30分のグループレッスンというスケジュールでやっています。

ベトナム語は習っていくうちに分かるようになり、まだ少しながらもベトナム人とも話せるようになりました。ベトナム語の学習のみならず、日本語を専攻している多くのベトナム人の友人ができました。空き時間も結構あるので、その間は日本語学部の友人と一緒に勉強したり、知り合いの日本人駐在員がいるスタディルームを訪ねたりしています。友人からはベトナム語を教えてもらい、私は日本語を彼ら(彼女たち)に教えるような形でよくお互い勉強しています。

ホアンキエム湖 (撮影: 今泉)

ホアンキエム湖 (撮影: 今泉)

滞在中に日本語学部のイベントに参加する機会が何度かあったので、時間がある時はそういったイベントにも参加しながらベトナムの学生と交流しています。そのうち、日本にいたら全然考えもしなかったことに気が付くようになりました。それは、「母国を客観的に見る視点」です。私は日本にいた時は、恥ずかしながら日本の良さがあまり理解できていませんでした。しかし、しばらく日本を離れベトナム人の友人とお互い勉強し合うようになってから、少しずつ理解できるようになりました。

ある友達は、「日本人はとても一生懸命働きますね。」と私に言いました。考えてみれば、確かにそうなのです。特に接客業に関しては、日本人は本当にきめ細やかにするのです。日本人はお客に対していつも笑顔で誠意に対応することが大切と考えていますが、ベトナム人は少し違います。私が買い物をするために店に行って商品の精算をする時、ベトナム人の店員はそこまで笑顔で応対しない人も多く見受けられました。日本人にしてみたらその対応に腹が立つ人もいると思いますが、きっとこれはベトナム人の習慣の一つなのでしょう。

他には、バスの止まり方です。日本ではバスは大抵定刻通りに来て、停留所でも乗客が乗降を終えるまで、停車してくれることでしょう。しかし、ベトナムはバスがいつ来るか決まっていないし、ベトナムのドライバーは日本みたいに完全に停車しない場合が多いので、速やかに乗らないとすぐ置いていかれます。交通面に関してはまだ途上の最中なのです。日本とベトナムの習慣の違いを知っていくうちに、特に日本人は仕事に対して非常に真面目に考える国民だなと思うようになりました。

日本もベトナムの社会・経済発展のために多大な貢献をしていることを現地在住の日本人から聞きました。現在、ベトナムには多くの日系企業が進出してきています。ハノイにも街のいたるところで日系企業の看板が目につきます。おそらくこれからも日本とベトナムは経済、社会、文化などあらゆる分野においてさらなる交流が期待され、日系企業もどんどん進出してくることでしょう。ベトナムはこれからも経済発展することが予想されますが、その反面生活のゆとりが少なくなることも考えられます。ベトナムにとって経済発展は必要でしょうが、その中でも家族を大事にする心はなくならないで欲しいと願います。将来私も日本とベトナムの架け橋となるような仕事をしたいと思っています。(平成20年4月)

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