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中国留学体験記〜その1・蘇州に到着〜

現代社会学科 3年生 安慶名 渚

(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間の予定で中国の蘇州科技学院に留学しています。)

中国でできた友人と一緒に。右が安慶名さん。

中国でできた友人と一緒に。右が安慶名さん。

安慶名 渚です。

こんにちは!
私が中国へ留学して2週間以上が経ちました。私がいる「蘇州」もやっと暖かくなってきましたよ。

日本から3月17日に蘇州に到着して、翌日からすぐに授業が始まりました。この2週間は授業選択の時期でほとんどの授業を体験しました。しかし、授業はほとんど中国語なので先生の言ってることがまだ分かりません。また、教科書も私にとっては大変難しいので、毎日毎日、家に帰ると次の授業の予習に追われています。しかし、やっと時間割も決まり、私たちのレベルにあった授業が受けられることになりました!〔同じく蘇州科技大学への派遣留学生である国文学科4回生の〕小野寺さんとお互いに高め合いながら今後も勉強をがんばっていきたいと思っています。

留学しているといろんな出会いがあります。私たちにも初めてお友達が出来ました!その子は学生食堂で働く22歳の女の子です。彼女は私たちが留学生だと知ると積極的に話かけてくれました。そして、彼女を通して食堂で働く人たちともすっかり仲良くなりました。まだ、話が聞き取れず会話するには辞書とメモ帳が必須ですが、今は毎日彼女らと接しながら私たちも簡単な日本語を教えたりして、とてもいい関係です。

仲間と一緒に

仲間と一緒に

また、日本語を専攻している学生たちと交流しました。彼らは日本語がとても上手で私たちと日本語で会話が成り立つので、とても驚かされました。近いうちに、みんなで山登りに行く予定です。

それから、中国の生活にもすっかり慣れてきました。初めて小野寺さんとバスに乗って買い物に挑戦しました!!中国の交通状況は日本とは違って交通規制がゆるいのか、バスに乗っていてもヒヤヒヤしました。私の初めての買い物は靴!値下げにも挑戦して大成功しました。なんと、80元→43元で買う事ができ、とても満足した買い物ができました。街はにぎやかで、今年が北京でオリンピックが行われるからか、至る所でオリンピックのマークやキャラクターを目にすることができます。

私の中国留学は、今は授業でも人との会話の中でも、相手の言ってることを十分には理解できず、言いたいこと・伝えたいことを上手く相手に表現することもまだできません。だから、とても悔しい気持ちになります。たくさんの不安もあるけれど、それ以上に、違う国に住み学ぶことで、毎日の見るもの・食べるもの・発見・驚き・出会い。日本では体験したことがないことばかりなので、とても面白く、毎日が新鮮です。

写真も2枚貼り付けておきますね☆では、また!(平成20年4月5日)

卒業生からの手紙〜ベトナムに滞在して〜

現代社会学科 平成18年度 卒業生 今泉 勉

日本・ベトナム人交流会 ハノイ大学にて 右端が今泉さん

日本・ベトナム人交流会 ハノイ大学にて 右端が今泉さん

奈良大学の皆さん、こんにちは。現在私はベトナムのハノイにあるハノイ大学でベトナム語を勉強しています。卒業後、平成19年夏にベトナムにやってきて半年以上になります。ハノイはベトナムの首都であり、ベトナムの北部に位置します。私がハノイへ来た当初はとても暑かったですが、1、2月になるとハノイは意外に冷え込みます。ハノイの冬は晴れる日が少なく毎日どんよりとした日が続き、霧雨がよく降ります。日本の冬と違って、湿度が非常に高いため蒸し寒い感じです。反対に夏は非常に暑く湿度が高いのが特徴です。中国に近いという地理的要因もあってか、ハノイには中国風の建造物がたくさんあります。

文廟 (撮影: 今泉)

文廟 (撮影: 今泉)

ハノイ大学は元々ハノイ外国語大学だったので、たくさんの外国語が学べる大学です。そこにベトナム語センターという所があり、そこでは外国人がそれぞれのニーズに合わせてベトナム語を基礎から学ぶことができます。私はベトナム語センターでベトナム語を勉強しています。週に5回勉強していますが、そのうち週に4回は1日3時間のプライベートレッスン、残りの1回は1日2時間30分のグループレッスンというスケジュールでやっています。

ベトナム語は習っていくうちに分かるようになり、まだ少しながらもベトナム人とも話せるようになりました。ベトナム語の学習のみならず、日本語を専攻している多くのベトナム人の友人ができました。空き時間も結構あるので、その間は日本語学部の友人と一緒に勉強したり、知り合いの日本人駐在員がいるスタディルームを訪ねたりしています。友人からはベトナム語を教えてもらい、私は日本語を彼ら(彼女たち)に教えるような形でよくお互い勉強しています。

ホアンキエム湖 (撮影: 今泉)

ホアンキエム湖 (撮影: 今泉)

滞在中に日本語学部のイベントに参加する機会が何度かあったので、時間がある時はそういったイベントにも参加しながらベトナムの学生と交流しています。そのうち、日本にいたら全然考えもしなかったことに気が付くようになりました。それは、「母国を客観的に見る視点」です。私は日本にいた時は、恥ずかしながら日本の良さがあまり理解できていませんでした。しかし、しばらく日本を離れベトナム人の友人とお互い勉強し合うようになってから、少しずつ理解できるようになりました。

ある友達は、「日本人はとても一生懸命働きますね。」と私に言いました。考えてみれば、確かにそうなのです。特に接客業に関しては、日本人は本当にきめ細やかにするのです。日本人はお客に対していつも笑顔で誠意に対応することが大切と考えていますが、ベトナム人は少し違います。私が買い物をするために店に行って商品の精算をする時、ベトナム人の店員はそこまで笑顔で応対しない人も多く見受けられました。日本人にしてみたらその対応に腹が立つ人もいると思いますが、きっとこれはベトナム人の習慣の一つなのでしょう。

他には、バスの止まり方です。日本ではバスは大抵定刻通りに来て、停留所でも乗客が乗降を終えるまで、停車してくれることでしょう。しかし、ベトナムはバスがいつ来るか決まっていないし、ベトナムのドライバーは日本みたいに完全に停車しない場合が多いので、速やかに乗らないとすぐ置いていかれます。交通面に関してはまだ途上の最中なのです。日本とベトナムの習慣の違いを知っていくうちに、特に日本人は仕事に対して非常に真面目に考える国民だなと思うようになりました。

日本もベトナムの社会・経済発展のために多大な貢献をしていることを現地在住の日本人から聞きました。現在、ベトナムには多くの日系企業が進出してきています。ハノイにも街のいたるところで日系企業の看板が目につきます。おそらくこれからも日本とベトナムは経済、社会、文化などあらゆる分野においてさらなる交流が期待され、日系企業もどんどん進出してくることでしょう。ベトナムはこれからも経済発展することが予想されますが、その反面生活のゆとりが少なくなることも考えられます。ベトナムにとって経済発展は必要でしょうが、その中でも家族を大事にする心はなくならないで欲しいと願います。将来私も日本とベトナムの架け橋となるような仕事をしたいと思っています。(平成20年4月)

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