中国留学体験記〜その3・雲南省旅行〜
- 2008/12/10
- レター
現代社会学科 3年生 安慶名 渚
(安慶名さんは、奈良大学の平成20年度派遣留学生として、平成20年3月から1年間の予定で中国の蘇州科技学院に留学しています。)
8月14~25日までの10日間、雲南省にある昆明・麗江・大理・シャングリラへ旅行してきました。旅行会社のツアーに参加せずに自分たちで行き方、観光地などの計画を立てて出発しました。私と小野寺さん〔もう一人の派遣留学生〕の他に、「日中サロン」という中国人との交流の場で出会った16歳の中国人の女の子の3人で行きました。

麗江での安慶名さんと小野寺さん
上海から飛行機で約4時間かけて昆明に到着。着いたときの印象は私の想像とは異なり、とても発展している様子でした。交通も便利で、街には百貨店が多く、有名ブランドのお店が並んでいました。到着したのが夜だったため翌日から観光を始めました。
昆明から大理へ!バスで5時間の旅。昼間の「大理古城」・「洋人街」を散策。夜にまた同じ所に行くと、昼間とは雰囲気が全然違って、ライトアップされた古城がとてもキレイでした、洋人街は夜になるとBARが多く、ほとんどが欧米などの外国人で溢れていました。
「アル海」は、海とあるけれど湖のように静かで、空が青く、空気も気持ちよくて何枚も何枚もその景色の写真を撮ったのを覚えています。そこの風景を見ていると、沖縄を思い出し懐かしく思いました。昼は、アル海で取れた魚の鍋料理を食べました。また、大理博物館に行きました。そこでは大理の少数民族の衣装や特産物の藍染の展示、シルクロードの歴史などを見ることが出来ました。
大理から麗江へ!バスで4時間の旅。
麗江では、「茶馬古道」へ行きました。馬に乗って山の中を1時間かけて登っていきました。途中に草原があったり、滝があったり自然豊かなところです。
頂上に着くと、ナシ族の人たちが料理を振舞ってくれました。その人たちは私たち日本人にとても興味津々で、日本語を教えたり、ナシ族の言葉を教わったりして交流をしました。ナシ族の言葉は少し英語に似ていて、学校では英語の授業に力を入れているそうです。だから、出会った50代前後の人たちでさえある程度の英語は話せて発音もきれいでした。
日本は豊かで、教育の環境も良く、誰でも学校に通えます。けれども、私を含めて日常生活が送れるほどの英語力を身に付けている人が少ない気がします。とても考えさせられました。

麗江からシャングリラへ!バスで4時間の旅。
シャングリラは、大理・麗江とはうって変わって、昔のままの風景がそのまま今に残っているという印象をうけました。古い街並みを歩いていると中心の広場で民族衣装を着たおばあちゃんたちが円を囲ってダンスをしていました。最初は見ているだけでしたが、私たちも一緒に参加して踊ってみました。だんだん恥ずかしさもどこかへ行き、楽しくて気づくと30分くらい踊っていました。日が暮れる頃まで歩いていると、偶然ブッタのお寺を発見しそこも覗いてみました。
翌日は、「雪山」へ行きました。頂上に着くと、少し歩くだけでも呼吸が苦しい。ゆっくり時間をかけてそこから見える絶景をたのしみました。残念ながら雪は無かったものの、壮大で迫力がありました。

5日間の二人旅
最後の5日間は、中国人の女の子と別のルートを取ることになり、小野寺さんと2人で旅をしました。前半はとても時間に余裕が無かった分、それからはじっくり観光していきました。私たちは来た道を順に戻ることに決めました。最終の観光地は昆明!
昆明では、「石林」へ行きました。そこでは旅行で来ていた中国人の家族と仲良くなり、一緒に観光して回りました。彼らは、とても親切で、一つ一つ私たちに名前の由来などを説明して教えてくれました。旅先での出会いは本当にうれしい。これが旅の醍醐味だと感じました。
この旅行では楽しい経験、初めての体験、いい出会いも多くありましたが、苦い経験もしました。
最終のクンミンでは、ホテルを探すのにとても苦労しました。最初は部屋があると言っていたのに私たちが外国人だと知ると、態度が変わり、拒否されてしまい、何軒も何軒も断られてしまいました。留学している中で、「外国人だから・・・」という事が理由で何か不便な思いをしたことが無かったので、その時とてもショックで、悲しい気持ちになりました。

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