カウンセリングとは何か?を心と体で感じる。(2/3)
[ハフシ メッド 教授]
“つがい現象”発生
トークは進展する。ある学生が自分の友人の交友関係を題材に取り上げた。学生たちは次々と発言する。と、1人がその友人の性格について「こうではないか?」という憶測を交えた話をした。そのとたんにハフシ先生が鋭く突っ込んだ。
「推測でクライアントを理解しようとすることは、"穴埋め"にすぎないし、してはいけないことです。セラピストは、今ここでのセッションから得た臨床素材だけに基づいて、クライアントを理解し、介入すべきだと思います」
彼女も負けていない。
「私は憶測でものを言ったのではありません。事実だけで推論したつもりです」
ハフシ先生と学生の議論が白熱してきた。鋭い言葉のやり取り。なんとなくグループに不思議な空気が漂い始めた。