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社会調査学実習(二)
質的調査手法を学ぶ(2/3)
[芹澤知広 准教授]

インタビューする側の力量も問われる
いよいよ、現地での調査の日。先生と学生たちは、多くの喫茶店が営業している学生街へ出かけていきます。街には、多くの喫茶店、食堂などが建ち並んでいます。学生たちは、周りの状況を確認しながら、自分の調査目的にあわせ、どの店に入るか、そこで誰にインタビューするのかを決定していきます。

「入りづらいな。上手く聞けるかなぁ」

そういいながらも、喫茶店に飛び込んでいきます。学生たちはこうして調査した結果を「フィールドノート」にまとめていきます。

「質的調査は、インタビューで得られた言葉・会話をそのままデータとして使用し、文脈を読みとっていきます。どれだけ、情報を引き出せるかといったインタビューする側の力量も問われます。つまり、調査する対象者が同じであっても、誰がインタビューするかで違う内容を引き出す可能性が大いにあります。この聞き出す力というのは、将来、どんな職種に就くことになってもとても役に立つことだと思います」
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