奈良大学創立40周年記念・社会学部社会調査学科開設記念公開講座「夏の夜話2009」を下記の通り開催いたします。ぜひご参加ください。
テーマ: 目標を掲げて進む、新しいまちづくり〜コミュニティからアソシエーションへ〜
「コミュニティ」という言葉を耳にすることは多いと思います。この言葉には本来「特に目的を共有しない、地縁や血縁などによる共同体」という意味があります。しかし現代社会においてはこの「コミュニティ」という考え方で地域社会を捉えることが難しくなりつつあります。そこで「ある目的を共有する共同体」という発想、つまり「アソシエーション」の観点から「まちづくり」を考えてみよう、というのがこの公開講座のテーマです。
会場: 奈良市中部公民館(奈良市上三条町23-4)
定員: 各回60人(申込先着順)
時間: 午後7時〜午後8時30分(開場午後6時30分)
受講料: 無料
第1回 : 7月17日(金) 「コミュニティ」を作る〜<選べる縁>〜ネットワークとその担い手たち
奈良大学社会学部現代社会学科 教授 中道 實
いま、地域では人とのふれ合い、人間関係が希薄化し、孤独死、児童虐待等、さま ざまな問題に対応する地域力が衰え、地域生活は不安に満ちています。この状況のな か、市民のさまざまな社会文化活動やボランティア活動の、参加も脱退も自由な人と 人との結びつき(=ソーシャルキャピタル)が「信頼」「規範」「相互扶助」を産 み、新しい「コミュニティ」を創っていく途を、事例に学びながら考えます。
第2回: 7月24日(金) 子どものためは、大人のため?〜地域交流ネットワークづくりの課題〜
奈良大学社会学部現代社会学科 准教授 松川 恭子
奈良大学地域連携教育研究センターのプロジェクトの一つに「歩いて発見隊」があります。地域の小学校で土曜日を活用して実施中の活動や公民館の事業を奈良大学の学生たちと一緒にお手伝いする中で、地域交流ネットワークづくりの課題について考えてきました。「子どもだけではなく、大学生を含めた地域の大人が楽しめる企画の実施」を鍵として、地域活性化のための持続的活動を可能にする方法について考えます。
第3回: 7月31日(金) 地域ブランドとまちづくり〜「愛着」の再生
奈良大学社会学部現代社会学科 准教授 中原 洪二郎
『地域ブランド』とは、地場産品に地域の名称をつけて販売すること、だけではありません。むしろ重要なのは、地域ブランドの構築を通して、地域住民が互いに結びつきを強め、地域への愛着を形成することにあります。どのようにすれば地域ブランドの構築プロセスが地域的愛着の形成につながり、どうして地域的愛着の形成が 地域の活性化につながるのか。その理論と方法を明らかにします。
申込方法などにつきましては、こちらをご覧ください。
夏の夜話2009 ポスター(PDF形式)










